おっすおっす。
かーむです。
『テーロス還魂記』リリース後新環境、楽しんでますか!
僕は色々デッキ作ったり崩したりして毎日時間が足りないくらい楽しんでます(*’ω’*)
先日は『テーロス還魂記』リリース後の大会にも参加したりしてました。
(少人数の大会だけど準優勝したからだれかほめて)
そして新環境といえば楽しみなのが、アメリカで行われるMTG専門オンラインショップ、SCGが開催しているSCG Tour!!
先日2月2日に早速新環境一発目のSCGが開催されたので、今回はTOP8のデッキを紹介したいと思います。
ソース:StarCityGames.com – Deck Database
SCGリッチモンド TOP8デッキ一覧
まずはTOP8の顔ぶれを見てみましょう。
順位 | デッキリスト |
1位 | アゾリウス・コントロール |
2位 | 赤単アグロ |
3位 | シミックランプ |
4位 | シミックランプ |
5位 | 赤単アグロ |
6位 | アゾリウス・コントロール |
7位 | ティムール荒野の再生 |
8位 | アゾリウス・コントロール |
8人中3人を占め、アゾリウスコントロールが最多数。
他はアリーナでも数を増やしている赤単アグロが2人、型の違うシミックランプが2人、そして復活のティムール荒野の再生が1人。
コントロール3人、アグロ2人、ランプ1人、コンボ1人と様々なアーキタイプが入り乱れるTOP8となりました。
新環境一発目のSCGでは赤単アグロが猛威を振るうことが多い印象でしたが、どのデッキもライフゲインや全体除去などで赤単アグロへのマークが少し厳しめだったように見えます。
TOP8デッキリスト
それではTOP8に輝いた8つのデッキリストを見ていきましょう。
1位 アゾリウスコントロール
まずは優勝を飾ったアゾリウスコントロール。
カウンター、全体除去、アドバンテージカード、そして重く強力なフィニッシャー。
古き良き正統派の青白コントロールです。
やはり注目は『テーロス還魂記』で収録された《夢さらい》。
実質6マナ5/5飛行・絆魂!たまに呪禁!
相手を疲弊させた後に出せば、絆魂でライフを危険域から逃がしつつ相手のライフを速やかにさらっていく、まさにコントロールが求める全てが詰まったフィニッシャー。
アタック時に手札を補充してくれるため、一度殴り始めれば全体除去や布告除去もカウンターで守りやすくなるため、尋常ではないマウント力を誇ります。
そして2マナ域に採用された2種類の優秀なドローソース。
どちらも軽く、キープ基準を緩めてくれます。
《メレティス誕生》は確実に土地を伸ばしつつ、アグロ相手には嬉しい0/4の壁と2点のライフゲイン付き。
《海の神のお告げ》はエンチャントながら瞬速持ち。
コントロール相手にカウンターと同時に構えることができ、毎ターンしっかりマナを使い、自分の手を進めることができます。
5マナ域にはエルズペスの英雄譚。
点数で見たマナコストが3以上のパーマネントなら何でも追放してくれるグレイトなカード。
《茨の騎兵》や《自然の怒りのタイタン、ウーロ》のような、墓地に落としたくないカードもきれいに除去します。
第三章は使い捨てにした3マナプレインズウォーカーや、場合によっては《夢さらい》をプチ強化した状態で復活させ、盤面を盛り返します。
基本テクですが念のため紹介すると、これら3種のエンチャントは場に出た後に《時を解す者、テフェリー》で手札に戻すことで再利用することができます。
アゾリウスコントロールにはカウンターが6~8枚ほど搭載されているため、この小技で中盤以降もしっかりマナを伸ばしておくと、カウンターを構えるマナを残せるので非常に動きやすくなります。
サイドボードの新カードは《太陽の恵みの執政官》。
ちょっとでもほっておくとメインボードに13枚積まれたエンチャントにより、実質2/2絆魂・飛行のトークンがもりもり生成されます。
タフネスも4あり、アグロ相手で非常に頼りになるクリーチャーです。
なんで本体も絆魂持ってんねん。
2位 赤単アグロ
続く2位は赤単アグロ。
実はテーロス還魂記のカードはほとんど入っていないのですが、たった1種採用されたアンコモンがめちゃくちゃ強力。
太ももムッキムキの《鍛冶で鍛えられしアナックス》。
赤の信心分、どんどんパワーが上がっていき、自分や味方が死亡するとトークンを生成します。
タテの突破力とヨコの展開力の両面で盤面を支えます。
そしてアナックスと非常に相性が良いのが《エンバレスの宝剣》。
《鍛冶で鍛えられしアナックス》のパワーを2+1上げつつ、2段攻撃・トランプルを付与。(それだけで最低でも5/5で10点クロック)
もし《鍛冶で鍛えられしアナックス》がやられてしまっても、生成されたトークンでアタックを仕掛ければ《エンバレスの宝剣》のコストが下がります。
同じ赤なら《焦熱の竜火》や《溶岩コイル》などによる追放除去をサイドインすることが多いと思いますが、《鍛冶で鍛えられしアナックス》が出てくるまでは少し大事に使う必要があるかもしれませんね。
3位 シミックランプ
3位は《深海住まいのタッサ》型のシミックランプ。
《自然のらせん》を排して《樹上の草食獣》が採用されており、1ターン目からガンガンマナ加速していきます。
先手で《樹上の草食獣》⇒《発現する浅瀬》から3ターン目《世界を揺るがす者、ニッサ》は投了級のブン回り。
そんなドブンルートの3マナには『テーロス還魂記』トップレアの《自然の怒りのタイタン、ウーロ》が追加されました。
序盤はライフゲインと土地伸ばし、《茨の騎兵》などで墓地が肥える中盤以降には《夢さらい》よろしく手札とライフをもたらしながら相手を追い詰めるフィニッシャーになってくれます。
《灯の燼滅》効かないの絶対おかしい
マナが伸びれば《深海住まいのタッサ》による場に出たときに仕事をするクリーチャーたちのスーパー出し入れタイム開幕。
おなじみ《裏切りの工作員》による毎ターンパーマネント奪取、《発現する浅瀬》や《風の騎兵》によるドロー。
そして《風の騎兵》についてはこっそりトリプルシンボルなので、《深海住まいのタッサ》が顕現しやすく、置物かと思ってたら急に殴ってきます。怖い。
《深海住まいのタッサ》は《世界を揺るがす者、ニッサ》とも相性が良いです。
③青で相手のクリーチャーをタップさせる能力を複数回起動しやすくなるため、リーサルをサポートしてくれます。
4位 シミックランプ
4位も同じくシミックランプですが、こちらは伸ばしたマナで重量級クリーチャーを連打する比較的シンプルなランプ。
重量級クリーチャーの連打を支えるのは3種のマナ加速。
テーロス還魂記で収録された《狼柳の安息所》は久々に登場した2マナの確実なマナ加速カード。
《成長のらせん》との違いは、まず手札に土地がなくても次ターンのマナが増えます。そして、アンタップ状態の土地につけることですぐにマナ加速の恩恵を受けられるため、《森》《森》《島》のような盤面で《狼柳の安息所》を島に付けてそのまま《成長のらせん》というような動きも可能です。
2マナ以下のマナ加速カード12枚体制はさすがに序盤の動きが安定しそうですね。
フィニッシュブローは《世界を揺るがす者、ニッサ》からの《破滅の終焉》と《終末の祟りの先陣》。
《破滅の終焉》X=10から《終末の祟りの先陣》を持って来れば、ゆうに50点クラスの打点をたたき出します。
仕事が終わった《樹上の草食獣》もムッキムキになって殴ってきます。
5位 赤単アグロ
5位は赤単アグロ。
こちらは2位のデッキとは少々異なり、《義賊》と《灰のフェニックス》の2種の速攻クリーチャーが採用されています。
《義賊》は相手が占術ランドでデッキトップに置いたカードをかっぱらって計算を狂わせる動きがあり、多色デッキ相手には思わぬ働きをすることがあります。
相手が赤の時はちょっとだけ頭に入れておくといいかもしれません。
《灰のフェニックス》はリリース後からちょっとずつ評価が上がっている新カード。
上位のデッキリストを見ると分かる通り、現在のスタンダードでは猫かまどコンボや《恋煩いの野獣》、《枝葉族のドルイド》や《メレティス誕生》の0/4壁などで結構地上が止まりがちなので、空から速攻で攻められるカードは貴重なクロックになります。
重いと思われた脱出コストも結構払えたりするので、1回くらいなら割とよみがえってくれます。
速攻クリーチャー&《立腹》で最後の5点を削りやすい構成になっていて、個人的には2位のものよりもこちらの方が好みです。
6位 アゾリウスコントロール
6位はアゾリウスコントロール。
1位のリストでは相手のターンに盤面に干渉できるカードはありませんでしたが、こちらのリストでは《厚かましい借り手》が採用されています。
ミラーマッチでうっとおしい《覆いを割く者、ナーセット》を落としに行けるのもいいですね。
また、《払拭の光》を手札に戻すこともできます。
返しのターンにまた出されてしまいますが、追放された《時を解す者、テフェリー》や《覆いを割く者、ナーセット》の能力を1回使えればアドは取れるので問題なし。
一方で自分は《覆いを割く者、ナーセット》を4枚フル投入。
最速で《夢さらい》着地を目指したいこのアゾリウスコントロールですが、《メレティス誕生》により疑似的に《平地》を手札に加えられるようになったのは土地が止まりがちな中盤以降で重要になりそうです。
《海の神のお告げ》も2マナと軽いので、そのままキャストしやすいですね。
7位 ティムール荒野の再生
7位はティムール荒野の再生。
《荒野の再生》から大量のマナを生み出し、ドでかい《発破》で相手に致死ダメージを叩き込みます。
前環境ではメタ外に追いやられていた印象でしたが、テーロス還魂記でPWも巻き込む全体火力呪文、《嵐の怒り》が収録されたことで、キーカードの《荒野の再生》を無力化する《時を解す者、テフェリー》を直接的に落とす手段を手に入れました。
4マナ全体4点火力は小粒の多いアグロ相手には実質的に《時の一掃》相当。
《時を解す者、テフェリー》対策と同時に、赤単アグロなどの速いデッキへの耐性も向上しました。
4点ダメージなら《変容するケラトプス》も処理圏内なのも嬉しいですね。
さらに《タッサの介入》はカウンターとサーチを兼ねる便利な1枚。
カウンターモードはマナが大量に出るこのデッキではほとんど確定カウンター。
サーチモードは《荒野の再生》は出てるのに《発展+発破》が引けずに負け…のような状況を回避しやすくなりました。
8位 アゾリウスコントロール
最後はちょっとクリーチャー多めのアゾリウスコントロール。
《太陽の恵みの執政官》がメインから2枚採用されています。
そして看板キャラクターの割に若干環境で陰の薄い《太陽の宿敵、エルズペス》。
トークン生成、強化、ライフゲインと地味ながら強力な能力を持っています。
+能力を持たないため、やがて墓地に落ちてしまいますが、脱出コストで復活します。
アゾリウスコントロールではれば2~3回は復活してくれそうですね。
《太陽の恵みの執政官》も合わせて、赤単アグロへのガードが高めな印象を受けます。
というわけで新環境一発目のSCGのTOP8でした!
インポートリストも付いてるので、気になるデッキがあればコピってみてください!
僕はアゾリウスコントロールをもう少し触ってみようかと思います。
では!(*’ω’*)
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