おっすおっす。
かーむです。
もうそろそろ今環境も終わり、今週1月16日にはテーロス還魂記がアリーナでリリースされ、新環境が始まります。(日本時間だと17日?)
テーロスがリリースされる前にミシックになっておきたい!ということで、少し時間を作ってある程度ランクマ回せてとりあえずダイヤまで来たので、久々にランクマッチ奮闘記を書いてみます。
使用デッキ:ジャンドサクリファイス
※デッキリストのインポートはこちら
年末に行われたThe Finals2019で優勝したデッキリストがベースです。
1枚だけ、サイドの《恋煩いの野獣》を《軍団の最期》に変えています。
ラクドスナイトとのマッチングが多く、肉壁の4枚目は直接的な除去に変えました。
デッキを使用する際には使用者の1-3dropさんの記事を参考にさせていただきました。
Finals優勝 ジャンドかまどガイド|1-3drop|note
デッキ選択の経緯、主要デッキへのサイドボーディングガイドなど、大変タメになりました。
(無料記事でしたが、非常に参考になりましたのでわずかながらサポートさせていただきました)
使用感
分かっていたことでしたが、Tier1デッキというだけあってめっちゃ強いですね。
クリーチャーと置物(たまにPW)を使って多角的に攻めることができ、相手に完封されるということがほとんどありません。
色によってはそもそも相手が回答できないこともあります。
それでいてクリーチャーのパワー、アドバンテージ能力、安定性に関しても割と高い水準で、さすがのデッキパワーでした。
ただ、結構小技が多く、慣れるまでは無限にミスりました。
キープ基準も含めて、プレイングスキルでかなり差が出るタイプのデッキだと思います。
小技
割と今さら感はあるのですが、次環境も生き残りそうなデッキなので、自分の中での整理も兼ねてジャンドサクリファイスの小技をいくつかまとめてみます。
1:《波乱の悪魔》+《金のガチョウ》+《席次》
《波乱の悪魔》に《席次》で接死を与えてからダメージを飛ばすと、どんなクリーチャーでも1点で破壊できるようになります。
これだけならチャンスを見逃すことはほとんどないのですが、《金のガチョウ》が絡むとそこそこ見逃しが発生しちゃってました。
《波乱の悪魔》と《金のガチョウ》が場にいる状態で、手札に《席次+石像》があれば、この状態から接死ビームを打つことができます。
手順としては以下の通り。
①食物トークンを生贄に捧げ、《金のガチョウ》で緑か黒のマナを出す。
②トークンが生贄に捧げられ、《波乱の悪魔》の能力が誘発。
③《波乱の悪魔》の能力解決前に、《波乱の悪魔》を対象に《席次》を唱える。
④《席次》が解決され、《波乱の悪魔》が接死を得る。
⑤《波乱の悪魔》の②の能力を解決。
⑥《波乱の悪魔》が接死を得ているので、1点でクリーチャーを破壊。
相手側に《朽ちゆくレギサウルス》などのデカブツが出ている時なんかにはこの一手が明暗を分けたりするので割と大事な小技。
《フェイに呪われた王、コルヴォルド》を場に出した際などにも似たような状況が発生したりするので、手札に《席次+石像》があるときは意識したいですね。
2:《虐殺少女》+《大釜の使い魔》
あと個人的にミスしやすいのは《虐殺少女》関連。
伝説のクリーチャー ― 人間・暗殺者
4/4
威迫
虐殺少女が戦場に出たとき、ターン終了時まで、他の各クリーチャーはそれぞれ-1/-1の修整を受ける。このターン、クリーチャーが1体死亡するたび、ターン終了時まで、虐殺少女ではない各クリーチャーはそれぞれ-1/-1の修整を受ける。
少し変わった全体除去能力を持ったカードですが、有効に使うには場にタフネス1のクリーチャーがいる必要があります。
よくあるのはこんな場。
相手の場にタフネス2の《嵐拳の聖戦士》、こちらの場には食物トークン、墓地に《大釜の使い魔》がいる状態で《虐殺少女》を引きました。
《虐殺少女》の場に出たときの能力を解決する前に《大釜の使い魔》を場に戻すと、《虐殺少女》の能力で《大釜の使い魔》が死亡し、もう一度-1/-1修正がかかり《嵐拳の聖戦士》を除去することができます。
これだけならあんまりミスらないんですが、こんな場だとよくミスります。
相手の場に3/3の《老いたる者、ガドウィック》。
こちらの場には2つの食物トークンと、墓地に《大釜の使い魔》。
同じく《虐殺少女》を引きました。
ここで以下の手順で《老いたる者、ガドウィック》を除去することができます。
①《虐殺少女》をプレイ。場に出た時の能力が誘発。
②食物トークンを生贄に捧げ、《大釜の使い魔》を場に戻す。
③《虐殺少女》の能力解決。《大釜の使い魔》が死亡し、さらに-1/-1の能力が誘発。
④-1/-1能力の解決前にもう一度《大釜の使い魔》を場に戻す。
⑤能力解決。《大釜の使い魔》が死亡し、さらに-1/-1の能力が誘発。
⑥能力解決。合計で-3/-3の修正がかかり、《老いたる者、ガドウィック》が死亡。
相手に置物がある状態で《打ち壊すブロントドン》をコントロールしている場合や、《魔女のかまど》でクリーチャーを生贄に捧げた場合にも、自軍クリーチャーを死亡させることで《虐殺少女》の能力を誘発できます。
ただし、《虐殺少女》の場に出た時能力が解決された後に生贄に捧げないと追加の-1/-1能力が誘発しないので注意。
テーロス還魂記からは《悲哀の徘徊者》がジャンドサクリファイスに入るかもしれませんが、これも場にタフネス1のクリーチャーがいなくても《虐殺少女》の能力解決後に他のクリーチャーを生贄に捧げることで同じことができるので似たようなことができるかもしれませんね。
3:《パンくずの道標》関連
《パンくずの道標》関連に関しては、バーチャルプレインズウォーカーのはじめまどかさんが色々まとめてくれています。(無料記事)
【Standard】ジャンドサクリファイスの説明書|はじめまどか|note
コンボパーツを集めて盤面を構築していくのに《パンくずの道標》はかなり重要になるので非常に参考になります。
ダイヤ帯までの戦績とマッチング
続いてダイヤ帯までの戦績とマッチングです。
ちょこっとダイヤ帯での戦績も交じってます。
戦績概要
まずは先手/後手、メイン戦/サイド戦の勝率。
・ゲーム数:40戦
・勝率:62.5%
なんで後手番のマッチの方が30%も高いのか。(白目)
マッチングについては少しあとで書きますが、メタ外のデッキも多かった割にはメイン戦よりもサイドボード後の勝率の方が7%以上高く、ある程度正しくサイドボーディングできているようです。
アーキタイプごとの戦績とマッチング
ランクマという環境もあってか、ラクドスナイトとのマッチングが非常に多く全体の3割以上という結果でした。
《朽ちゆくレギサウルス》と《エンバレスの宝剣》に気を付ければ割と行ける印象です。
「その他」のデッキには、オルゾフハンデス、バントアドベンチャー、グリクシスファイアーズ、マルドゥサクリファイスなどがありました。
実感よりもメタ外のデッキが多くてちょっと意外です。
先日紹介したUntapped.ggは大まかな戦績を確認するのにはとても便利ですが、やはり詳細にデータを取りたいときはスプレッドシートが良いですね。
MTG関連サイトを雑に紹介してみる~Part 2~
【ツール】対戦記録シートをアップデートしてみた
アーキタイプごとの戦績については、ラクドスナイト以外はサンプル数が少ないのであまりアテにならないですね。
時に対ジェスカイファイアーズに関してはあまり練習できていないのもあって、若干苦手意識があります。
ここは練習しかないですね。
ということでダイヤ帯までのランクマッチ奮闘記でした。
今週はいよいよテーロス還魂記のリリースがあるので、早いとこミシックになってリリース後にランクを気にせずデッキ作ったりできるようにしておきたいですね。
では!(*’ω’*)
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