おっすおっす。
かーむです。
マジックフェスト京都が終わりましたね!
同じ日程で旅行に行っててほとんど中継は見られませんでしたが、ギリギリ決勝だけはライブで見ることができました。
決勝戦らしい、名勝負でした。
Twitchにアーカイブの動画が残っているので、時間があるときに追々見ていってます。
中継動画を見ていて感じましたが、解説や実況ではMTG用語が結構出てきますね。
コメント欄でも「●●って何?」とか「●●ってどういうこと?」みたいな質問がたまに出てましたが、コメントしてる人は視聴者のごく一部なので、中継で使われてる用語が分からない新規プレイヤーは実は結構多いんじゃないかと思います。
せっかく中継見てるのにちょっともったいないなぁと思ったので、今回は僕なりにMTGの用語集を作ってみることにしました!
ちょっと前にMTGの用語集的な記事がいくつか書かれていましたが、最近MTGを始めた方はスタンダードかリミテッド(シールド/ドラフト)を主にプレイしていると思うので、この記事では最近のスタンダードとリミテッドで使われている頻出用語に絞ってまとめてみたいと思います!
あんまり多いと覚えるのも嫌になっちゃいますしね笑
でも最初に言っちゃうと、用語を頑張って覚える必要はありません。
プレイする際やTwitterなんかで自分で実際に使ってみたり耳にしたりしているうちに、意外と自然に覚えちゃうと思うので、「へーこんな用語あるんだー」くらいで流し読みしちゃって大丈夫です(‘ω’)ノ
では行ってみましょう!
※基本的に50音順です。
※カードの通称は諸説あります。
★超頻出★
ア行
アーキタイプ
元々は原型、ひな形という意味。
転じて、デッキのコンセプトや大まかなデッキ分類を指す。
似たような言葉に「デッキタイプ」があり、本来は「デッキタイプ」はより具体的で詳細なデッキ分類を意味するが、記事や解説でも混同が見られ、最近では意味は文脈により流動的。
主なアーキタイプは↓の6種。
①アグロ
序盤から積極的に攻めるデッキ。
単体のカードパワーよりも呪文の軽さを重視する傾向にある。
例⇒赤単アグロ、白単アグロ
②ミッドレンジ
3~6マナ域の呪文を中心とした中速デッキ。
アグロに比べて、単体のカードパワーを重視する傾向にある。
例⇒スゥルタイミッドレンジ
③ランプ
序盤のマナ加速から重量級の呪文に繋げるデッキ。「ターボ●●」とも。
序盤を無視して中盤以降に攻めに転じるため、コントロールやコンボとの分類があいまい。
例⇒ターボゲート(門デッキ)、ターボパルン
④コントロール
相手の行動を妨害し、ゲームの流れを支配して勝利することを目指すデッキ。
例⇒エスパーコントロール
⑤コンボ
名前の通り、コンボによる勝利を目指すデッキ。
例⇒シミックネクサス
⑥攪乱的アグロ
序盤にクリーチャーを展開し、除去や打ち消し呪文で相手の妨害や脅威を排除してそのまま勝利を目指すデッキ。「ビート・コントロール」とも。
序盤に展開したクリーチャーを打ち消し呪文で守るデッキは「クロック・パーミッション(クロパ)」とも呼ばれ、ビート・コントロールの代表格。
例⇒青単アグロ
M10ランド/イニストランド
対応する基本土地タイプ(島、森など)を持つパーマネントをコントロールしていればアンタップで場に出せる2色土地の総称。
友好色(後述)のものは『基本セット2010(Magic 2010 Core Set)』で初めて収録されたことから「M10ランド」、対抗色(後述)のものは『イニストラード』で初めて収録されたことから「イニストランド」と呼ばれる。
ショックランド(後述)と相性がいい。
置物
エンチャントとアーティファクトの通称。
カ行
カウンター(打消し)
呪文を打ち消す呪文の総称。
カニ
こいつ。
火力
対象に直接ダメージを与える呪文の総称。
熊
2マナ2/2のクリーチャーの総称。
《灰色熊/Grizzly Bears》という昔のカードに由来。
サ行
サーチ
特定のカードをライブラリーから探すカードの総称。
スタック
領域の1つ。
一部の例外を除いて、呪文や能力はいったんスタックに移動してから、解決される。
呪文や能力がスタックにある状態で、インスタントを唱えたり能力を起動することを「スタックで●●する」と言うこともある。
スタン落ち/ローテーション
MTGのスタンダードでは「ローテーション」というシステムがあり、使用できるカード(パック)が定期的に入れ替わる。
ローテーションによってスタンダードでそのカードが使えなくなることを「スタンダード落ち」、「スタン落ち」と言う。
詳しくはコチラ。
【MTG】現役エキスパンションのスタン落ち・ローテーションまとめ(2019年版)
ショックランド
基本土地タイプを2種類持ち、2点のライフを払うことでアンタップで場に出せる2色土地の総称。
M10ランド、イニストランドと相性が良い。
アンタップで場に出す際に払うライフがショックのダメージと同じことに由来。
全除去
全体除去。
他のTCGではAoE(Area of Effect)とも。
タ行
タッチ
デッキに少しだけ他の色のカードを混ぜること。デッキタイプでは「t」と表記することが多い。
例⇒白単t青、赤単t緑
チャンプブロック
相打ちにならず、一方的に破壊されることが分かっているブロック。
主に時間稼ぎやライフを守るために使われる。
ディッチャ
置物を除去する呪文の通称。
《解呪/Disenchant》という古いカードに由来。
デッキタイプ
アーキタイプよりもさらに詳細で具体的なデッキ区分。
「デッキ名」として使われることも多い。
最近ではアーキタイプとほぼ混同して使われており、意味は文脈によって流動的。
ちなみにリミテッドにもデッキタイプは存在する。
トップ
キーカードを引くこと。トップデッキ、今引きとも。
ハ行
バウンス
パーマネントを手札に戻す呪文の総称。
バットリ
コンバット・トリック。
戦闘を有利に進めるインスタントや呪文の総称。
ピン除去
単一のクリーチャーを除去する呪文の総称。
ハゲ
こいつかこいつ。
MTGではハゲたキャラクターは強いという俗説がある。(結構当たってる)
ハンデス
手札破壊/Hand Destruction。
手札破壊呪文の総称。
フィニッシャー
ゲームをフィニッシュさせる強力なカード。
そのデッキのエースになるカードをそう呼ぶことが多い。
フォーマット
デッキを作る際の取り決め。レギュレーションとも。
大別すると構築戦とリミテッドがあり、構築戦はそれぞれが前もって用意したデッキでゲームを行い、リミテッドでは未開封のパックから出てきたカードと任意の枚数の基本土地カードのみを使ってその場でデッキを作ってゲームを行う。
MTGアリーナでは構築戦はスタンダード、リミテッドはシールドとドラフトがプレイ可能。
フライヤー
飛行持ちのクリーチャー。
フルタップ/タップアウト
(自分の)全ての土地がタップしている状態。
フルパン
全てのクリーチャーで攻撃すること。
プレリ
プレ・リリース。
発売前のパックを使ってシールドで遊べるイベント。
新弾発売の1週間前の週末に各店舗で開催される。
ブン/ドブン
ブン回り。デッキが理想的な動きをすること。
対義語は「事故」。
マ行
マナ加速
マナクリーチャーや追加で土地をプレイできる呪文など、通常よりも早く多くのマナを使えるようにする呪文の総称。またはそれらをプレイすること。
マナクリ
マナ・クリーチャー。
タップ能力でマナを生み出す能力を持ったクリーチャーの総称。
ラ行
ラス
全てのクリーチャーを破壊する呪文の通称。ラスゴとも。
《神の怒り/Wrath of God》という古いカードに由来。
ラノエ
ラノワールのエルフ。
ルーター
「カードを●枚引き、●数のカードを捨てる」という(起動型)能力を持つパーマネントの俗称。
《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter》という古いカードに由来。
ヤ行
友好色/対抗色
カードの裏面のカラーホイールで隣り合う2色が友好色。
向かい合う色が対抗色。
昔は友好色の多色呪文が多かったり、対抗色を狙った対策カードが多く収録されていたが、最近はそういったデザインはほぼなくなっている。
★頻出★
ア行
アンブロ
アンブロッカブル(Unblockable) 。
ブロックされないクリーチャーやその能力自体を指す。
アンブロとも。
オーラ
クリーチャーを対象としたエンチャント呪文。
カ行
キャントリップ
おまけで1枚カードを引く効果。またはそういった効果がついているカード。
コンマジ
対象のコントロールを奪う呪文の通称。
《支配魔法/Control Magic》という古いカードに由来。
タ行・ハ行
ダブブロ
ダブルブロック。
2体のクリーチャーで1体の攻撃クリーチャーをブロックすること。
フォグ
戦闘ダメージを0に軽減する呪文の総称。
《濃霧/Fog》という古いカードに由来。
マ行
マスブロ
マスト・ブロック。
ライフが1点しかない場合など、必ずブロックしなければいけないクリーチャーや状況を指す。
または、ブロックを強制する能力やそういった能力を持つクリーチャーを指す場合もある。
マスカン
マスト・カウンター。
コントロールから見て、必ず打ち消したい致命的なカードのこと。
ラ行・ワ行
ランパン
ライブラリーから土地をサーチして場に出す呪文の通称。
《不屈の自然/Rampant Growth》に由来。
リムソ
クリーチャー呪文限定の打ち消し呪文の通称。
《霊魂放逐/Remove Soul》に由来。
レイコマ
クリーチャーのコントロールを一時的に奪う呪文の通称。
今はこの手の呪文は基本的に赤に多い。
ロード
特定のクリーチャー・タイプを強化・支援するパーマネントの総称。
割る
エンチャントやアーティファクトを除去すること。
終わりに
というわけで54単語となかなかボリューミーでしたが、最近よく使われているMTG用語集でした!
全部覚える必要は全然ありませんが、MTG用語が分かると、実況を聞いたり記事を読んだりするときにもっとコンテンツを楽しめるので無理のない範囲で頭に入れておくのはオススメです。
とは言っても、しばらくMTGに慣れてくると自然に意味が取れたりしてくるので、もし気になったらググるくらいでも十分とは思います。
それでも、サーっと読めるものがあったりすると便利だったりするので、ヒマな時なんかにこの記事やほかのMTG用語集をたまに読み返してみるのもいいかもしれません。
では(‘ω’)ノ
・【MTGアリーナ】初心者向けの記事をまとめてみた【ガイド】
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