おっすおっす。
かーむです。
前回は新環境のデッキの中からアグロやミッドレンジを紹介しましたが、今回はコントロールやコンボデッキを紹介します。
【デッキ】エルドレイン環境の新デッキ紹介~アグロ・ミッドレンジ編~
デッキリスト画像の下に、インポートリストを掲載しているページへのリンクもあるので、気になった方はぜひ使ってみてください(*’ω’*)
※注意※
現在、MTGアリーナでは日本語デッキリストのインポート/エクスポートに不具合が出ているので、英語にてデッキリストを掲載しています。
普段日本語でプレイしている方は、アリーナの言語設定を一時的に英語にしてインポートしてください。
①エスパースタックス
前環境の悪魔、4色ケシスを発明したオンドレニキことオンドレイ・ストラスキーがまた新たなコンボデッキを発明しました。
さっそく実践投入され、Twitchの競技イベントシリーズ「Fandom Legends」の第二回で優勝を飾っています。
序盤は2種類のワンドロー付きアーティファクトを置きつつ、土地を伸ばしていきます。
続いて《予言された壊滅》を出して盤面をコントロールしていきます。
この時点で、速攻クリーチャーや直接ダメージがないデッキは、ほぼ攻め手が封じられる形になります。
なお、自分は既に場に出ている《ギルド球》や《黄金の卵》を生贄にすることになりますが、既にワンドローしてあるので、特にカード・アドバンテージは失いません。
《予言された壊滅》で対処できないほど圧迫された盤面になってしまった場合に備えて、合計5枚の全体除去が搭載されています。
《次元の浄化》は6マナと非常に重いソーサリーですが、クリーチャーだけでなくプレインズウォーカーが複数体出ているような盤面にも対応できます。
土地が十分伸びて墓地にある程度置物が落ちたら、満を持して《屋敷の踊り》をX=6以上で唱え、一気に置物を盤面に戻します。
戻ってきた置物は4/4のクリーチャーになるので、5,6体も戻せれば相手のライフを0にできるだけのクロックを生み出すことができます。
《屋敷の踊り》はソーサリーですが、《時を曲げる者、テフェリー》の+能力からの奇襲も可能です。
置物を場に戻した際に、アーティファクトのドローも再度活用でき、《予言された壊滅》を戻せれば相手のブロッカーを排除することもできます。
今後もエスパースタックスがメタに残るなら、青緑を含むデッキを使う際は《伝承の収集者、タミヨウ》をメインデッキに入れておくのがオススメです。
《予言された壊滅》がすぐに割れて1ドロー2点ゲイン2/2生成はされるものの、盤面をコントロールされることはなくなります。
また、これ自体のカードパワーが高いので、普通に採用しやすいのがGoodですね。
②イゼットフェニックス
続いてはリニューアルされたイゼットフェニックス。
赤青は対抗色の組み合わせなので、占術ランドが使えるのがいいですね。
まずは新顔のクリーチャー陣。
《谷の商人》は出来事でインスタントタイミングでのルーティングを行うクリーチャー。
《選択》と合わせて、1ターン目アクションが8枚体制になるのは大きいですね。
《アイレンクラッグの紅蓮術師》は2枚目のドローに《稲妻の一撃》の効果を付与する新ギミック。
ドローから直接ダメージを与えるオプションを得ました。
新たなルーティングカードとしては、《胸躍る可能性》が追加されました。
相手ターンにもセカンドドローが誘発できるよう、インスタントになりました。
イゼットフェニックスのプレインズウォーカーと言えば《崇高な工匠、サヒーリ》や《イゼット副長、ラル》が代表的でしたが、『エルドレインの王権』で《王家の跡継ぎ》が加入しました。
高い初期忠誠度も相まって、継続的なルーティングにより手札の質を高めたり、キーカードである《弧光のフェニックス》を墓地に落としやすくなります。
また、大ダメージとアドバンテージを狙える強力な大マイナス能力も持っています。
サイドボードの《厚かましい借り手》はあらゆるパーマネントに触れる優秀なバウンス兼中堅アタッカー。
前環境の形よりも追加ドローへの依存度が高めの構成になり、《覆いを割く者、ナーセット》がより致命的なカードになったため、火力に寄らずインスタントタイミングで《覆いを割く者、ナーセット》に触れるというのは非常に重要なポイントになりそうです。
③食物トロール・リアニメイト
次は《貪るトロールの王》と食物トークンにフィーチャーした、ミッドレンジのような動きをするコンボデッキ。
序盤は各種食物トークンを生成するカードたちを展開しつつマナを伸ばしていきます。
中盤はやブロッカー兼墓地肥やしのアーティファクトたちで場を保たせます。
《ヴァントレスのガーゴイル》は墓地が肥えれば2マナ5/4飛行の破格のスペックに変貌し、《湖に潜む者、エムリー》は墓地に落ちた《魔女のかまど》や《黄金の卵》をプレイしつつアドを稼ぎます。
墓地に《貪るトロールの王》が落ち、場に3つの食物トークンがあれば墓地からトロールの王が復活します。
警戒とトランプルを持っているのでガンガン殴りに行くことができ、ドンドコ相手のクリーチャーをすりつぶしていきます。
さらに2、3回除去を撃たれても平気で0マナで場に戻ってくる上に、なぜか伝説のクリーチャーではないため、そうこうしているうちに手札から2匹目3匹目の《貪るトロールの王》も出てきます。
さらに《魔女のかまど》も場に出ていれば、追放除去に対応して《貪るトロールの王》を生贄に捧げることで追放を回避することができ、いよいよ《貪るトロールの王》への対処手段は限られてきます。
《王冠泥棒、オーコ》や《茨の騎兵》など単体でも強力なカードで構成されており、ミッドレンジのような動きをしながらも、《貪るトロールの王》という非常に除去耐性の高いフィニッシャーを墓地からも手札からも繰り出し続けることができるのがこのデッキの強みです。
完成されたこのデッキの盤面を崩せるのは現行スタンダードでは《次元の浄化》くらいでしょう。
④グリクシス創案の火
最後は《創案の火》を使ったプレインズウォーカーコントロール。
こちらのデッキリストは、配信者のローグさんが作製されたものです。
キーカードになる《創案の火》はデメリットこそあるものの、必要な土地さえ並んでいればマナを支払わずに呪文を唱えられるド派手な効果を持ったエンチャント。
土地6枚から《目覚めた猛火、チャンドラ》と《戦慄衆の将軍、リリアナ》を同じターンに出せたりと、最大効率なら実質的に使えるマナが倍増するため、莫大なテンポ・アドバンテージを稼ぐことができます。
《創案の火》が場に出たターンでもあと1回呪文を唱えられるため、そのまま《抽象からの抽出》を唱えて次のターン以降に向けて手札にパワーカードを装填することができます。
デッキの構成上、7枚目以降の土地はあまり役に立ちませんが、4枚積まれた《ヴァントレス城》の占術で無駄牌を弾くことができます。
起動型能力であれば、相手のターンはもちろん、ドロー前のアップキープステップでも使うことができるので、MTGアリーナでこのデッキをプレイするときは、フルコントロールモードにするかアップキープステップにチェックを入れるのを忘れずに。
《創案の火》が場に出ていると土地のマナが空くようになるので、マナを使った起動型能力は相性がいいですね。
こちらのデッキのプレイ動画は、ローグさんのチャンネルでも公開されてます。
かなり爽快なゲームになってますので、ぜひ見てみてください(*’ω’*)
《創案の火》を使ったデッキとしては、Twitterでは《スカルガンのヘルカイト》や《帰還した王、ケンリス》を入れたデッキも見かけました。
起動型能力にもマナを使えれば、実質的に使えるマナが最大3倍までになります。
ほかにも選択肢はあると思いますので、ぜひ相性のいいカードを探してみてください。
僕は主にBO3でプレイしているので、このデッキを使うなら《願いのフェイ》を入れたくなります。
1ターンに2回まで呪文を唱えられるので、サイドボードから持ってきたカードをそのままプレイすることができます。
また、《創案の火》の能力で色マナを無視して唱えられるため、白や緑の呪文も採用してサイドボードの幅を広くとれるのもこのデッキの強みですね。
Twitterでは、《創案の火》への対策カードになりそうなクリーチャーとして《アゾリウスの造反者、ラヴィニア》が挙げられていましたが、2/2で特に除去耐性もないため、普通にマナを支払って唱えられた1つ目の呪文で除去されてしまいそうなので、信頼性がかなり低いんじゃないかというのが個人的な印象です。
ということで今回はコントロールとコンボデッキを紹介しました。
まだまだこれから色んなデッキが出てくると思うと楽しみですね!
では!!(*’ω’*)
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